名古屋終末旅行

名古屋とその他の場所の終末ぽい風景をお届けします。

廃施設と朽ちてゆく畑

とある事情により週7休になってしまいました。

毎日が週末であり終末、ディストピアです。

医者のすすめにより毎日の散歩は欠かさない。(西岡兄妹

しかし季節は冬。寂しい風景にしか出会えません。

 

数年前から見つけてる廃墟。植田寮の近くというか敷地内?

小規模な施設と言う感じです。社員寮とか、元植田寮なのでしょうか。

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どうでもいいんですが何年か前、塩釜口駅近くのバス停でバスを待っていたら、区役所職員みたいな男女と、その辺から発掘して来たホームレスみたいなおじさんの三人組がいて、ホームレスのおじさんがバス停で突然

「やっぱ植田寮なんか行きたくねえ!栄から遠い!!なんでこんなとこ連れてくんだバカヤロウ!!」

みたいに激昂しだしたんですね。

(栄・・・名古屋の都会。東京でいう渋谷・新宿、京都でいう四条河原町、福岡でいう博多。)

しかも女の方に。弱く見える方を攻撃するなんてさすが最低です。

もちろん、職員?支援団体?の人たちは、寒空の下行くとこがないおじさんのために植田寮に連れて行こうとして、同意の上で、植田寮を手配して同行してるんだろうけど、おじさんが直前で日和ったんですね、きっと。知らない土地で暮らすことになるし、交通の便も悪そうだから、逃げ出そうにも不安になったんでしょう。

女性は困惑して黙ってしまい、も1人の男性はどこかに電話をかけに行き、結局その三人はバス停から姿を消しました。

おじさんの人生は植田寮ルートから外れてどこへ行ってしまったんだろう。

植田寮横廃墟を見にくると、三回に一回くらい思い出す話です。

 

冬季といえば、作物はほとんどとれず、畑は放置されます。

その放置された畑からも、誰からも望まれぬ成長が・・・

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こういった風景を「クチハタ(朽ちていく畑)」と名付け、愛でて行くことを今年の目標にしたいと思います。春になったら忘れると思うんですけどね。

 

てゆか私に春はくるんでしょうか。